2016山口戦参戦記後編

2017年6月29日 matsumotolunch 0件のコメント

2016年8月22日。前日のレノファ山口vs松本山雅戦のために来た山口での2日目です。

初日の様子はこちらから
＞＞2016山口戦参戦記前編

2日目は山雅から離れて、山口を思いっきり楽しみます。
というより、もう一つの目的で、こちらに行ってきます！！

山口県の地酒で今一番人気の「獺祭」。
この蔵を見学するため、9時過ぎにホテルを出発しました。
ホテルのある山口市から獺祭の朝日酒造がある周東町までは75km。
この日も出発がちょっと遅れて、11時からに申し込んだ蔵見学にギリギリ・・・
なんとか間に合いました。

旭酒造の建物は、山口の山間を車で行くと突然現れます。
こんなところにこんなビル！高さは59mだそう。20階建てくらい相当でしょうか。
そりゃここの水で作る酒だからでしょうが、蔵元感はありません。これがまた獺祭の特徴なんですね。

見学にはこのスタイル。
ここでエアシャワーを浴びてから中に入ります。

建物の上から見学に入りますが、酒造りの工程が上階から下階へ進んでいます。
まずは洗米の作業。若いスタッフが何人も働いています。
旭酒造は周東町の雇用のかなりを引き受けている、なくてはならない企業になっているようです。

詳しくは省きますが、獺祭は純米大吟醸のみを作っていて、また杜氏を置かず全ての状態をデータで分析・管理を行って、空調で温度・湿度を管理することで一年中酒造りができるそう。発酵室は５℃だそうです。そのため8月のこの時期でも中はとてもひんやりとしています。

真夏でもどんどん酒造りが進んでいます。
ここの工程は事前にネットで予約することで、かなりな部分を見せてもらうことができます。
山口に来られるかたにはオススメです。

蔵見学が終わり、蔵の目の前にある直売所（この時は工事で仮設の建物でした）で試飲です。
この試飲がとてもオトク！！
去年が2種飲み比べが各100円でした。今見たところ今年は4種（磨き二割三分、磨き三割九分、50、スパークリング50）で300円のようです。それでもかなりお得ですね。
（私は運転手でした・・・）

磨きが二割三分とか三割九分と言われてもなかなかピンとこないんですが、こういうのがあるとわかりやすいです。

お酒以外にもこれだけある獺祭グッズ。
グラスやお猪口だけじゃなく、石鹸にチョコ、煎餅やバームクーヘン、カレーにケーキなんかも！
獺祭の酒粕や精米時に出た米ぬか、米粉を使ったりして作られています。
この煎餅、お土産にいくつか買って行きましたが、舌触りがとても細やかで評判が良かったです。

またもちろん獺祭の様々な酒や焼酎も本数制限（1人3本）はありますが、ここで買って送れます。
人数分の制限いっぱいの獺祭を買って、松本に送っておきました。

酒蔵見学を終えてお昼過ぎ、山口で有名な「いろり山賊」でお昼を・・・と思ったら行列が。
この日は月曜だったのでそんなに混まないかなぁ・・・なんて思っていたら甘かった。ここもケンミンshowでも有名になった店で、大きな山賊むすびや、若鶏を炭火で焼いた「山賊焼」を食べて見たかったんですが、次に山口に来た時の楽しみにしておきます。
（山口市からは遠いので、遠征では難しいかなぁ）

そこで次に向かったのはそこから20分の錦帯橋。
ここも一度は訪れたかった場所。一度は写真を見た事がある人は多いと思います。
で、渡るには・・・300円！まぁ維持していくためには必要ですね。

この錦帯橋を渡ったところで、岩国名物の「岩国寿司」などなどが全部食べられる岩国寿司定食を昼飯で頂きました。

こちらのレポートは
＞＞松本ランチ昼飯備忘録「山口編佐々木屋小次郎商店岩国寿司」
で掲載しています。

この地域では祝い膳に必ず出てくるという岩国寿司、大平、レンコンの酢の物と、広島の郷土食「がんす」がセットになっていました。なかなか美味しかったです。

遅めのランチを終えて、レンタカーを新岩国駅で返して新幹線で帰ることに。
ここでガソリンスタンドが・・・見つからない。
新岩国駅のそばまで行っても・・・見当たらない。
あせりながら太い道を戻ってみると・・・・あったーーー！ (^^;;
なんとかレンタカーを満タンにして、新岩国駅で返却し、ここからこだまで1駅、広島でのぞみに乗り換えて名古屋まで戻りました。